山口県光市にある伊藤公記念公園を紹介します。
初代内閣総理大臣・伊藤博文の生誕地に整備された公園で、旧邸宅や資料館、生家などを見学することができます。
歴史的な偉人の足跡をたどりながら、光市ののどかな風景の中を散策できるスポットです。
光市観光の際に立ち寄れる歴史スポットです。
伊藤公記念公園の概要
伊藤博文は、日本初の内閣総理大臣として知られる明治期の政治家です。
その伊藤博文が幼少期を過ごしたのが、山口県光市束荷(つかり)の地です。
伊藤公記念公園は、彼の生誕地に整備された歴史公園で、少年時代を過ごした環境を今に伝えています。
束荷神社や束荷川など、当時と変わらぬ風景も周辺に残っています。
偉人の原点ともいえる場所を実際に歩いてみると、教科書とは違った視点で歴史を感じることができます。
伊藤公記念公園の構成
伊藤公記念公園は、主に次の施設で構成されています。
- 旧伊藤博文邸(明治期に建てられた邸宅)
- 伊藤公資料館(伊藤博文に関する資料展示)
- 伊藤博文生家(復元された幼少期の住居)
- 産湯の井戸
- 伊藤博文銅像
園内はそれほど広大ではありませんが、見どころがコンパクトにまとまっています。

伊藤公記念公園の見どころ
伊藤公記念公園内の建物を、いくつか撮影してみました。
※建物内は撮影禁止だったのでぜひ現地でご覧ください。
旧伊藤博文邸(山口県指定有形文化財)
公園入口の坂を上がると、最初に目に入るのが旧伊藤博文邸です。

この建物は山口県指定有形文化財(建造物)に指定されています。
伊藤博文自身が設計に関わり、清水組(現在の清水建設株式会社)が施工しました。
明治43年(1910年)5月に完成しましたが、工事中の明治42年(1909年)10月、伊藤博文はハルビン駅で凶弾に倒れたため、完成した邸宅を見ることはありませんでした。
歴史の重みを感じさせる重厚な佇まいが印象的です。

建物の上を見上げると、2階の窓が開いていました。

伊藤公資料館
伊藤博文関連の資料、井上馨やその他の方への書簡、書、椅子など意外にも多くの展示がありました。
また30分の映像で伊藤博文の一生を学ぶこともできます。
資料館の外観自体は、特段珍しくないので撮影省略。
伊藤博文生家
木造平屋の生家も園内に展示されています。
この建物は一度暴風雨で倒壊しましたが、1919年(大正8年)に復元され、1991年(平成3年)に現在の場所へ移設されました。

伊藤博文の幼少期は比較的貧しかったとされ、生家は質素な茅葺き屋根の造りです。当時は敷地の多くが農作に使われ、周囲には田園風景が広がっていました。
現在も光市ののどかな風景の中にあり、当時の雰囲気を想像しながら見学できます。

室内には伊藤家を再現した人形が展示されています。
やや暗めの場所にリアルに作られた人形が展示されているので、少し驚きました。

産湯の井戸
こちらが産湯の井戸です。
しかし「伊藤家の井戸」とか「伊藤家で使用された井戸水」ではなく、なぜ産湯なのだろうか。

なぜか「産湯の水」というのもありました。産湯の水?産湯の井戸?
柄杓があるということは、暑い日は浴びたりしてよいのでしょうかね。

ちなみに位置関係はこのようになっています。
引きで撮影してみました。

伊藤博文銅像
こちらは伊藤博文の銅像になります。
ちょっとイケオジ風に仕上がっています。

座像のほうは丘の上の為、今回は断念。
体力がある人にお勧めです。
伊藤公記念公園へのアクセス・駐車場情報
伊藤公記念公園の最寄駅は、JR山陽本線「岩田駅」です。
駅から公園まではやや距離があるため、バスまたはタクシーの利用がおすすめです。
- タクシー:約5分
- バス:約10分(公園前に停車)
公園の目の前にバスが止まります。

駐車場は公園敷地内にあり、約20台駐車可能です。
車で訪れる場合も安心して利用できます。
まとめ
教科書で学んだ伊藤博文の足跡を、実際に歩いて感じられるのが伊藤公記念公園です。
派手さはありませんが、静かな環境の中でじっくりと歴史に向き合える場所だと感じました。
光市を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
以上です。