防長民のぶらぶら放浪記

山口県内をふらっと巡る、気ままな地域散歩ブログ。

山口県山口市の湯田温泉の源泉の場所:温泉舎(ゆのや)を紹介

湯田温泉には7つの源泉があり、火山がない地域なのに62〜73度もの高温のお湯が毎日2000トンも湧き続けています。
源泉の場所はほとんどが公開されていないのですが、実はひとつ見学できる場所があります。

今回はその源泉を紹介してみます。

湯田温泉とは

山口市にある湯田温泉は、古くから「防長四湯」のひとつとして親しまれてきた温泉地です。
(ほかの三湯は湯本・俵山・川棚で、個人的には昔ながらの風景が残る俵山が特にお気に入りです)


毛利家をはじめ、明治維新の志士たちも利用したと伝わる歴史ある温泉で、街を歩くとその名残を感じられます。
また、傷を癒やした白狐の伝説が残っていることから、町中にはかわいらしい狐のオブジェが点在しています。

温泉舎(ゆのや)

湯田温泉の源泉は、「温泉舎」という施設で間近に観察できます。
源泉がたまる受湯槽に加えて、飲泉できるスペースもあり、ちょっとした体験ができるのが魅力です。

源泉の受湯槽

受湯槽には小さな窓が付いていて、そこから湧き出す温泉の様子を間近で見ることができます。
ガラスに触れるとほんのり温かく、冬場はちょっとした暖房代わりにもなります。(あまり長居すると少し恥ずかしいですが)

水温計

すぐ横には水温計が設置されていて、その日の源泉の温度を確認できます。

この日の源泉温度はおよそ62度。ガラス越しだったので問題ありませんでしたが、もし直接触れていたら間違いなく火傷していたと思います。
とはいえ、湯田温泉には場所によって73度近くまで上がる源泉もあり、62度はむしろ低いほうです。

飲泉場

ちなみに、コップを持参すれば温泉を飲むこともできます。
利用時間は午前7時から午後10時までとかなり幅があり、ほぼいつでも立ち寄れる印象です。
ただし、飲泉口に直接口をつけるのはやめましょう。手で触ってみても分かるほど熱く、危険です。

検査結果書

掲示されていた検査結果を見ても、ここが正真正銘の温泉であることが分かります。
よく見ると、令和4年6月16日の水温は72度と記録されていました。
一方、私が訪れた日は先ほどの写真の通り、62度ほどで、日によって温度に差があるようです。

掲示されていた検査結果をよく見ると、源泉の温度が日によって大きく変化していることに気づきました。
抜粋すると、次のようになっています。

  • 令和2年10月29日→63.9度
  • 令和4年06月16日 10:00→ 72度
  • 令和4年08月03日 10:00→ 64度

季節による変化というより、その時々で温度が上下しているようです。
定期的に観察してみると、意外な発見があるかもしれません。ほかの成分も見比べると、さらに面白いかもしれませんね。

湯田温泉の源泉の場所

温泉舎はホテル喜良久のすぐ隣にありますが、少し分かりにくい場所にあるため、気づかず通り過ぎてしまうかもしれません。
湯田温泉駅からは、ほぼ一直線に歩いて約10分ほどで到着します。

 

以上です。